【小学生】学校から持ち帰った朝顔・夏休みの間に枯らさない育て方

朝顔、夏休みの観察日記 園芸

目次

 

こんにちは。

夏休み前になると、栽培キッドで育てた朝顔を持ち帰る小学生を見かけます。

みんな大事そうに抱えてくる姿が微笑ましいですね。

ただ、その持ち帰った朝顔が、夏休みが終わる頃には庭先で枯れているのもよく見ます。

お盆に留守になり世話ができなかったり、暑すぎたり、理由は色々あると思います。

でも、せっかく種から育てた朝顔、お家でもいっぱい咲かせて楽しみたいですよね。

今回は、子供が学校から持ち帰った朝顔の育て方を紹介します。

本やTVや人から教えて貰った方法など試し、我が家で実践して成功した方法です。

 

 


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朝顔の育て方

歴史

朝顔は奈良時代に中国から渡来した植物で、薬草として使われていました。

江戸時代に鑑賞用として楽しまれるようになりました。庶民の間でも変化朝顔を作り出すことが大流
行していて、日本ではとても親しみのある夏の代表的な植物です。

現代でも品種改良がおこなわれ新しいアサガオが生まれ続けています。最近では米田芳秋さんの作った曜白朝顔が人気です。

曜白朝顔(ようはくあさがお)が人気です

 

特徴

アサガオは大きく分けると日本朝顔と西洋朝顔に分けられます。

日本朝顔は葉に細かな毛が葉に生えているのが日本朝顔。花は早朝に咲き午前中にしぼんでしまいます。

西洋朝顔は葉がツルンとしていて、毛は生えていません。午後3時ころまで咲いています。

西洋朝顔の方が多く花を咲かせます。

 

植え替え

持ち帰った朝顔がしっかり根を張って成長しているようなら、大きい鉢に植え替えましょう。

私の地域の学校では、夏休み前に持って帰ってきてそのままお家に置きっぱなしににしています。(休み明けに学校に持って行くという地域もあるようで、その場合は出来ませんね)

どうしてかというと、朝顔がしっかり育っているということは、土の中で根もしっかり育っているからです。

持ち帰ってきた鉢の底を見てください。根っ子が穴の中から出てきていませんか?
また土の表面に根が出てきていませんか?

こういう時は、鉢の中が根でいっぱいになっています。

そのままにしておくと根詰まりを起こしてしまいます。根詰まりを起こすと水が行き届かず、葉も黄色くなってきて花も咲かなくなることがあります。

植木鉢を一回りか二回り大きい鉢に植え替えることで、より大きく成長し秋頃まで花を楽しむ事が出来ます。

植え替えるときは根を崩さないように、そーっと優しく移し替えましょう。

植替えに必要な鉢や土など、ダイソーやセリアなど百円ショップで手に入りますよ。

 

 

水やり

アサガオはお日様も大好きですが、お水も大好物な植物です。

真夏の水やりは、朝夕の涼しい時間帯に行います。

水は鉢底から流れ出すまで上げましょう。

また、猛暑日の日中、葉が萎れて今にも枯れそうになっているのを見つけたら、その時もお水をあげてください。

日中は上げない方がいいと言われていますが、夕方まで持ちそうにないと感じたら、上げたほうがいいと思います。鉢の場合は乾燥しやすいので注意が必要です。

その場合の水のやり方は、まず鉢を日陰に移動させます。

そして、鉢底から流れ出すだけではなく、土の温度が下がるまで水をやります。温度は鉢の側面や土の表面を触ってヒンヤリしてきたら大丈夫です。

こういうときの鉢の中はかなり高温になっていて、少しの水では蒸れて余計に温度が上がってしまいます。しっかり水やりをしてください。

地植えも同様に、たっぷりと、これでもかというくらいお水をあげてくださいね。

 

肥料

液体肥料を10日に1度上げてください。

水で薄めるタイプがよく使われますが、そのまま使えるタイプは便利ですよ。

ホームセンターの園芸コーナーでよく見かける商品です。

 

こちらはレビューで使い勝手が良いと好評でした。
私は使ったことがないのですが、朝顔以外に使わないなら容量の少なめなこちらはいいかもしれません。

 

 

置き場所

朝顔は日が短くなることで花を咲かせる、短日性(たんじつせい)の植物です。

短日植物は、1日のうちの一定時間より日が短くならないと花が咲かない植物のことです。

一定期間、暗くならないと花芽ができない仕組みになっていて、あさがおの場合、6月の夏至以降に花芽を作り始めます。

ですから夜間、電気がついていて明るくなっている場所や、外灯の下に置くと花が咲きにくくなるため、置き場所には注意が必要です。

西日が長く照り付ける場所も避けた方がいいと思います。

よく日の当たる風通しの良い場所がおすすめです。

 

花を咲かせるためのポイント・まとめ

一回りか二回り大きい鉢に植え替える。
根を崩さないように注意。

 

鉢の下から水が流れ出るまで、たっぷり水をやる。
暑い日は朝と夕の2回。

 

肥料

10日に1度、水溶性の肥料を与える。

 

置き場所

日当たりの良い場所。
夜間、明るい場所は避ける。
西日が長く当たる場所も避けた方が良い。

 

 

観察のポイント

もしかしたら、朝顔の観察が学校の課題になっているかもしれませんね。
その場合、どこを見ていけばいいのか、いくつかポイントを考えてみました。

夏休み自由研究・朝顔の観察

色と形

・葉
・茎
・蕾
・花

それぞれの成長の過程で、色や形の変化を観ます。

 

蕾が膨らんで開くまでの形状の変化や、花の開き方を観察します。
また、蕾がつく位置に規則性がるのか?などに注目してみるのもいいでしょう。

花が終わると種ができますが、どういう風に種ができてくるのか形や色の変化を観ます。
種を採取する時に、ひとつの蕾から何粒取れるのか記録し、違いを見るのも面白いと思います。

 

蔓(つる)

朝顔はツルを伸ばしながら大きくなっていきますが、このツルの巻き付く方向(右巻き、左巻き)を観察してください。
同じ方向ばかりなのか、違う向きでまいているツルがないか探してみるのも立派な観察ですよ。
またどうしてその方向に巻いていくのか、調べてみてもいいですね。

植物には虫がつき物です。

花が咲けば蝶々や蜂が飛んできます。

アブラムシなどもつくかもしれません。

小さなアリは朝早くから登ってきていると思います。

カエルが葉っぱや花に居ることもあります。

どうして小動物が来るのか考えてみてください。

大人の目から見ると花を傷める害虫も、子供の目で見ると新たな発見があるかもしれません。

 

朝顔の育て方・まとめ

朝顔の水やり・お世話

植物のお世話も大変ですよね。

特に夏の水やりは思ったより手間がかかります。

でも、そうやってお世話した植物が、朝起きて綺麗な花が咲かせているのを見ると、嬉しくてそんな苦労は吹き飛んでしまいます。

観察も大切ですが、子供には自分で育てる喜びを体験して欲しいものですね。

たとえ上手く育てられなくても、それはそれで貴重な体験だと思います。

その場合も、何故うまく育たなかったのか?なぜ枯れてしまったのか?という課題ができますから、観察日記(自由研究)を諦めることはないですよ。

 

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