お盆のお墓参り花の供え方種類と値段に決まりはある?持ち帰らなくてもいいの?

お墓詣り花を供える

先日、数年ぶりに父方のお墓参りに行けました→お墓の掃除方法と必要な道具を紹介

お墓は、私が生まれた家の近くにあるのですが、実家も今はそこには無く私自身の遠方に住んでいるため、気にはなっていたもののなかなか行けなかったのです。

今回、ようやくお参りできてご先祖様にご挨拶し、とても清々しい気持ちになりました。

どちらかというとお墓参り何てどうでもいいと思ってきた私なのに、この感覚は自分でも不思議でした。色々と思うところはあるけれど、命を繋いでくださったご先祖は、大切にしようという気持ちでいます。

そんな事を感じつつ、今回はそのお墓参りで気になった、お供えするお花について決まり事や供え方、片付け方などを書いています。

お墓参りの花の供え方

実はお墓にお供えするお花について、絶対的な決まり事はありません。

お葬式や法事など菊しか見てこなかった私は、最初にこれを知ったときビックリしました。てっきり菊しかダメと思い込んでいたからです。

そんなことから故人が好きだったお花や、お供えする人の好みで選んでも、特に差し障りありません。

お供えする花をお悔やみの気持ちを込めて送る生花のことを一般的に『供花-くげ-』と呼びます。

仏教では『仏花-ぶっか-』と呼び、仏壇にお供えする花のことをさします。お墓に供える花のことも指します。因みに、我が家の近所のスーパーでは仏壇用・お墓用と分けて売られいます。

このお花を2束一対として購入してお墓に供えます。自宅で育てているお花を使う場合も2束作り、お墓の左右両脇にある花を立てる筒に活けます。

1束購入してそれを二つに分けたりしないでくださいね。もし花立がない場合は横に寝かせてお供えします。

当たり前のことと思いがちですが、現代ではそうしたことが身近でなく、よくわからない方も少なくないようです。

供花はお墓を彩るためにお供えする訳ではありません。花が厳しい自然に耐えて美しく咲く姿に、仏教の教えを投影して活けるとされています。また、どんなに綺麗なお花でも、やがて枯れて土に返ります。私達の人生もこれと同じで、どんな人でも最後は土にかえることを教訓として教えてくれています。

ですから、お花は故人に手向けるものでもあり、お参りする私達のためのお花でもあるのです。

●お墓や仏壇にお供えする花は2束で1対

●花を供える側の方に向けてお供えする

●花立がない時は横にして供える

お花の種類と値段

絶対にこうだ!という決まりはありません。
ただ、幾つかこうした方が良いという決まり事はあります。

基本的に花の本数は奇数が良いとされていて、3本・5本・7本が一般的です。
色も

花の数

基本的に仏花の本数は奇数が一般的で、3本、5本、7本良いとされています。
そして神棚に供える榊(さかき)のように、ひし形に整えたものを2束1対用意することが多いようです。

花の色

四十九日までは白い花を飾るのが一般的ときいたことがありますが、私の育った地域では他の色も使っておりました。
お花の色合いは「ピンク」「赤」「黄」「紫」「白」を主に使い、3本の場合は「紫」「白」「黄」を使います。

避けた方がよい花

ダメということではありませんが、仏花には使わないほうがよい種類があります。

・バラやアザミなど棘(とげ)のある花

・百合など香りが強い花

・彼岸花や水仙のように毒性のある花

・蔓性の花

・花粉や花びらが散りやすく傷みやすい花

・派手な花

等です。
これらは、周囲のお墓やお墓の管理者に対する心遣いから言われているようです。
散りやすい花や棘のある花は、掃除する方の迷惑になることもあります。蔓性の花は、花立にいけてもクタリと倒れてしまい見ばえも良くありません。
また香りの強さや見た目の派手さは、好みがわかれるところで、避けた方が無難でしょう。

仏花によく使われる花

やはり、菊がよく使われています。種類が多く花の持ちもいいため、年間を通して用いられています。

その他にはアイリス、キンセンカ、スターチス、グラジオラス、リンドウなど、季節のお花をお供えします。

お盆には、ホオズキ、ミソハギが定番ですね。
ホオズキは、お盆に帰ってくる精霊が火を頼りに来ると言われていることから、提灯に見立てていると言われています。

また、すぐにしおれてしまう暑い季節には、持ちの良い常緑の『樒(しきみ)』だけをお供えすることもあります。地域性なのかもしれませんが、うちの母はお花が高いと樒だけで十分と言います。

値段

一般的な価格は一束500円~2000円くらいでしょう。
私がスーパーやお花屋さんで見かけるのは『498円+税』『698円+税』『798円+税』くらいまでです。

お花屋さんで花を選んで作って貰ったり、予算を伝えて作って貰うと一束2000円くらいになると思います。

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お墓参りで供えた花は持ち帰る?

最近、お墓参りでお供えした仏花を、その日のうちに持ち帰る(持ち帰らないといけない)という話を聞きました。

以前からそうした習慣の地域もあったのかもしれませんが、私は初めて知りました。
いま住んでいる地域の墓地でも、父方の墓地でも、お花はそのままにしています。
滅多に来られないお家のお墓には、枯れて朽ちかけたお花が残されているので、今のところ持ち帰る習慣はありません。
かなり以前は、お供え物もそのままでしたが、それは持ち帰るようになっています。

ですが、諸事情から霊園の決まり事として、持ち帰るよう言われているところもあるようです。なんだか寂しいような気もしますが、1年に1度しかお参りできないような場合、持ち帰ったほうがよいでしょう。

そのままにしておくと虫やボウフラが湧いたり、花立に入れた水と茎や葉がドロドロに腐って悪臭を放ち、周辺の環境が悪くなってしまうからです。

管理事務所が片付けてくれるところはいいのですが、頻繁にお参りに行けない場合にはそうした方がいいと思います。

実は、先日お参りした父方のお墓ですが、まさしくこの状態だったのです。
花立てを水場で洗おうとしたら、腐敗した花の茎や葉っぱの残骸がこびりつき、悪臭を放っていたのです。
水場に備えてあったボロボロの柄つきスポンジで洗ったものの、ビクともしないうえ、よく見ると腐食して底に小さな穴まで空いていました。

管理している親戚が高齢で、面倒見きれなくなっているのでしょうね。仕方なくそのまま持って行った花を活け、枯れた花を持ち帰ってきました。

何もないのが淋しいなら、造花を飾るのもありかな?と思います。

お墓のお花・造花でもOK?

私自身、お花を供える意味を考えると『どうかな?』と、二の足踏んでしまうタイプだったのですが、上記の体験で考えが変わりました。
頻繁にお参りに行けないけれど、お花を供えたいという場合の選択肢として造花でも構わないと思います。

大切なのは、お花を供えたいという『気持ち』だと思います。

実際、いま住んでいる地域の墓地でも、造花を供えているお墓をチラホラ見かけます。そして、枯れ果てた花のお墓もあります。見比べると、やはり枯れた花よりは、造花のほうが気持ちくお墓も元気な感じがしました。個人的な感想ですが‥

ただ、ご家族やご親戚、地域やお寺さんの考えもあると思いますので、事前に相談されることをおすすめします。私の父方のお墓は親戚が継いでいるので、お掃除するくらで後はこれまで通りにしていきます。勝手に花立を変えたり、造花を供えたりした大変なことになってしまいますから(;^ω^)
良いところですけど、そういうことをないがしろにすると怖いんですよ…

まとめ

以前とは事情が変わり、マナーやルールも変わってきていますが、大切なのはご先祖様を敬い大切にする気持ちです

世の中の流れや変化には逆らえない部分もありますが、そういう気持ちを持ってご供養していけば、ご先祖様は喜んでくださると思います。

とはいうものの、お身内や地域の風習から外れるようなことは、お控えてくださいね。

ご自身が受け継いだお墓であっても、ご親戚や地元の方に理解を得られなさそうな場合、その後のお付き合いにも影響することもあります。それはご先祖様も悲しまれると思います。

お墓に個人がいる訳ではありませんが、大切な人とのつながりを際認識させてくれるのがお墓参りではないでしょうか?私はそんな風にとらえています。

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