アジサイの育て方・プレゼントされた鉢植え紫陽花その後の管理

花屋さんの店頭に置かれた色とりどりの紫陽花 生活

目次

母の日プレゼントに紫陽花が選ばれることも多いと思います。

紫陽花は丈夫な植物なので、来年も再来年も咲かせて楽しみたいものですね。

今回はアジサイのお世話の仕方を調べてみました。

 

 

 

アジサイの基礎知識

学名
広義/Hydranger macrophylly
狭義/Hydrangea macrophylla f.macrophylla

 

和名
狭義/アジサイ(紫陽花)
広義/ガクアジサイ、アジサイ、セイヨウアジサイ、モモイロアジサイ、ガクソウなどを含めた名称

 

科名
アジサイ科(ユキノシタ科で分類されることもある)

属名
アジサイ属(ハイドランジア属)

主な開花期
5月~7月

原産地は日本。
ヨーロッパで品種改良されたものはセイヨウアジサイと呼ばれる。

 

アジサイとは

アジサイは日本産の落葉低木で、梅雨の時期を彩る花木の代表格。

土の酸度などにより花の色が変化し、アルカリ性は赤、酸性は青っぽい花を咲かせます。

種類により変化に強弱があり、全てのアジサイに当てはまる性質ではないそうです。

 

 

 

アジサイの育て方

アジサイは一般的に手間いらずで丈夫といわれ、育てやすい花として好まれています。

ただ、品種改良されたものの中には性質の違ったものもあり、気を付ける必要があります。名前を控えておいてください。

 

鉢植えの管理方法

鉢植えの紫陽花

水やり

土の表面が乾いてきたら、たっぷりと水をやります。

鉢が小さかったり、風通しが良く日当たりのよい場所だと水切れしやすくなるので注意してください。

花が咲いている間は、特に水切れしやすくなります。

葉がしんなりして張りがなくなり、下に垂れ下がって来たら水切れを起こしています。

すぐに水をあげれば復活します。

 

置き場所

日陰でも育ちますが、花を良く咲かせるには日当たりの良い場所が適しています。

ただ鉢植えの場合、西日が当たる場所だと、葉が焼けてしまうことがあります。

湿気のある場所を好むので、空気の乾燥がキツイ場所は避けましょう。

冬の管理。
元々は寒さに強いのですが、寒冷地などでは室内に取り込み管理します。

 

肥料

冬と夏から初秋に与えます。

冬は緩効性固形肥料を株元に与えます。

夏~初秋は液体肥料を2週間に1回程度与えます。

 

病気と害虫

病害虫には強いといわれますが、全くないという訳ではありません

病気:うどんこ病、モザイク病、斑点病、炭疽病
害虫:オオミノガ、カイガラムシ、アブラムシなど

 

用土

水はけ、水もちのよい土質を好みます。
ホームセンターなどで販売している培養土でOK。

 

植え替え

根が鉢一杯に張ると根詰まりを起こします。
用土の通気性をよくするためにも1~2年に1度くらい、花後の7月下旬に植え替えます。

 

増やし方

挿し木で増やします。

6月上旬頃、花の付いていない枝の先を15㎝ほど切り取ります。
水をいれたコップに枝を挿し、1時間くらい水揚げをしてから土に挿します。

清潔な土に割りばしで穴を空けると挿しやすくなります。
それから水をやり、直射日光を避け明るい日陰に置き管理します。

1か月くらいで根と芽が出てきたら、鉢に植え替えます。

 

玄関先の大きな鉢植えアジサイ

 

紫陽花鉢植えの管理・まとめ

いかがでしたか?

お庭がある方は地植えにした方がお世話が楽になります。

水やりの世話など、ほとんどいらないからです。

大きくなると剪定や切り戻しなど必要になりますが、植えっぱなしで何年も手入れしていないものも見かけますから。

変わった品種は難しいかもしれませんが、来年に向けて育ててみませんか。

 

 

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