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こんにちは。
今年、初めての浴衣にチャレンジしようと準備されている方。
帯結びに悪戦苦闘していませんか?
そんなあなたに、簡単にできる帯と結び方をご紹介します。
よろしければご覧ください。
兵児帯なら初心者でも簡単に結べる
今回おすすめする帯は『兵児帯(へこおび)』といいます。
最近では女性の間で人気でよく見かけるようになりました。
兵児帯とは
コトバンクでは次のように説明されています。
男子,子供用の帯の一種。並幅の布を胴に2,3重に回し,うしろで結ぶ。材質は一般に縮緬 (ちりめん) ,モスリンなどの絞染,または無地物。兵児帯の名は薩摩の兵児 (15~25歳までの男子) が用いたことに由来し,しごき帯ともいう。また,鯨尺で3尺 (約 114cm) ぐらいあった職人用の帯に発したことから三尺ともいう。
しぼりやシワ加工の施されたものなどピンからキリまで。価格も1,000円代~から色々あります。
取り敢えず間に合わせたい方、初心者の方なら安価な物で練習がてらにいかがですか?
是非お試しください。
兵児帯を使う前に
実は、初心者や若い男性が兵児帯を締めるのはちょっと…という意見があります。
見ての通り、兵児帯は柔らかくてフワッとした風合いのが理由だと思うのですが
・キリッと着こなすのが難しい
・初心者が兵児帯を結ぶとだらしなくなる
・兵児帯が似合うのは子供か高齢者
大体こんな感じのことを聞きます。
簡単に結べるけど、粋に着こなすのが難しいということなのです。
でも、最初からそこまで気にしなくてもいいと思い、こうして兵児帯をすすめしています。
どうせなら角帯で『貝の口』とか『片ばさみ』を覚えて欲しい気持ちも分かりますが…
でも、角帯を締めていても今にもほどけそうになっていたり、ユルユルで見るに堪えないくらい着崩れしてる人もいますよ。粋も何もあったもんじゃないですよね。
だから、周りに分かる人がいない・本や動画では解りにくい・練習時間が取れない、そんなときは兵児帯でもいいんじゃないでしょうか?
夏に1~2回程度しか着ないのであれば、最初から頑なになると浴衣着るのが嫌になっちゃいます。
これくらいなら手が出しやすいですよね。
角帯、兵児帯、どちらにも使用できる兼用のものもあります。
おすすめの結び方
私がおすすめするのは『双輪な結び・諸輪結び(もろわなむすび)』 という、「蝶々結び」です。
本当に、結ぶだけなら簡単なので一度試してみてください。
兵児帯の結び方 わかりやすい動画紹介
浴衣の帯結び
こちらは着物チャンネルではなく、防災介助士ロープワーク講座の中でリクエストに応えて作られた動画です。
講師の女性が帯の準備(たたみ方)から分かりやすく解説しています。
この方は直接締めているので、初めての方は腰ひもか男締めのウェストベルト(マジックベルト)、腰紐ベルトを使った方が良いです。
ちなみに、私が教えて貰った『もろわな結び』は本当に蝶々結びで、最後に帯の端を下から通すということはしませんでした。
色んなやり方があるんですね。
ゆかたの帯結び 男兵児帯編
短い動画ですが分かりやすい、蝶々結びより、男っぽい結び方の紹介です。
これ、いいですよ。
蝶々結びをおすすめしていますが、この結び方カッコイイかもです。
でも、あのまま蝶々結びか片蝶結びにしてもいいと思います。
着物講座~兵児帯の締め方編~
そのほか
こちらは動画ではありませんが参考になります。
まとめ
いかがでしたか、ピンとくる動画ありましたでしょうか?
もうすぐ梅雨も明け、いよいよ浴衣の出番です。
是非、浴衣を楽しんでください。
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