七夕飾り・本物の笹はどこで購入すればいい?保存方法は?

短冊を飾った笹飾りのイラスト 七夕

目次

 

むしむし暑いとき、笹の枝先に結ばれた短冊や七夕飾りが風にそよいでいるのを見ると、涼しげで爽やかな気分になります。

また歌にある通り、葉が擦れ合うサラサラとした音を聞くと優しい気持ちになります。

だから、せっかく七夕飾りを作るのなら生花を使ってみたいなと思っています。

今回はその笹、もしくは竹はどこで入手できるのか調べてみました。

 

七夕飾りに使う笹が欲しい!どこで入手すればいいの?

まず最初に浮かぶのは、ホームセンター、お花屋さん、郊外型の大型ショピングセンターです。

ただ、実際のところ「取り扱っているかどうか問い合わせる必要がある」とか、「予約を受け付けてくれればラッキー」といった感じで、なかなか販売していないようです。

実は私も、店先で笹・竹が売られているのを見たことがありません。

どうして取り扱いが少ないのかといえば、単純に各家庭で笹飾りをする習慣が廃れ需要が減ってしまったから。

それから、笹や竹(竹は長く持つ種類もあるらしいです)は日持ちが悪く、切り出すと半日から1日で葉が丸まり枯れてしまうため、お店での管理・取り扱いが難しいそうです。

日持ちもせず枯れやすいということから、販売するお店でも僅かしか扱わなかったり、予約限定という場合もあるということでした。

毎年、販売すると分かっているお店が近隣にある場合はいいのですが、確実に手に入れたいのなら、6月中にお店に取り扱いがあるか確かめる必要があります。

予約可能のお店なら、お願いした方が安心できますね。

地域によって違うと思いますが、七夕の前日や当日にお店に行っても手に入る確率は低いかもしれません。

お店で購入が難しい方は、やはり通販が一番手軽で確実に入手できるのではないでしょうか?

ネットで「竹 笹 生花」と検索してみてください。

楽天やyahooのほか、お花屋さんなどが検索結果に並びます。

枯れ笹を販売するお店もあれば、生花を出来る限り鮮度を保って届けてくれるお店もでていました。届いてからの管理の仕方も記載されています。

私自身は子供の頃、近隣に竹林・山林や雑木林が残っていて、敷地に竹が生えているお宅もありました。

簡単にいうと、田舎なので竹も笹も凄く身近な植物だったのです。

だから、七夕の時は小さい笹も大きな竹も取り放題!

少しくらいその辺りに生えているのを切り取っても誰も文句言いませんし、親の実家にいけば山にいくらでも生えていました←本当は手入れ不足で、山林が竹山になってしまったんですけどね(^^ゞ

そんなだから、まさか笹や竹を購入するなんて日が来るとは思ってもみませんでした。

子供会や幼稚園、小学校で催す七夕で使う笹や竹は、先生や生徒側で用意していました。

そういう人、多いと思います。

でも、今は、地方でもそんな具合にはいかないですよね…

と言いつつ、お知り合いに山林をお持ちの方や、お庭に竹を植えている方がいらっしゃるなら、分けていただけないか聞いてみるのもひとつの方法だと思います。

それなら七夕当日に取りに行き、新鮮な笹や竹で七夕飾りが作れるので、水揚げの手間もそれほどかかりませんよ。

 

 

 

実は日持ちしない笹と竹!?少しでも長く持たせる保存方法は?

切り出すと、本当にあっという間に乾燥して葉が丸くなってしまうのが笹や竹です。

そういう植物と割り切ってしまうのもアリだと思います。

でも、新鮮な状態で入手したなら、葉が青々した状態で飾り付けをしたいと私も思います。

そこでアレコレ調べたものの、これで大丈夫!というい方法は見つけられませんでした。
上手くいっても数日持つか持たないか、程度だそうです。

それでもやらないよりは、やった方が良いと思うのでご紹介します。

 

酢と水を使った方法

酢2に対し水3の割合で酢水を作ります。
これに笹を活けておけば、水に活けておくより少しは鮮度を保ちます。

それから、笹の葉を濡れた新聞でくるんでおくと、より効果があるとのことです。

でも、この新聞でくるむ方法、あまり効果ないという意見もありました。
暑い時期ですから、濡れた新聞では湿度不足になるそうです。

大切なのは、乾燥しないようビニールで多い、涼しい場所に置くこと。

その状態で、ビニールの中にシャワーなどで水をかけ、内部に水分を行き渡らせます。
何日か保管する場合、1日に1度は水をかけます。

湿度が高い時期なのでカビの発生には注意してください。

 

全ての節の中に水を入れるやり方

竹の内部は空洞ですが、内部は節で区切られています。

その節目から1-2㎝下に穴を空け、そこから水を入れてテープなどで蓋をしておくというものです。

これを全部の節目に施します。

その後は水のなくなる頃を見計らい、水を補充してやります。

すると葉は青いまま、長く持たせられるそうです。
穴は裏側になる方へ空ければ、見た目の心配はいりません。

水を入れる分重くなるので、飾る時はしっかり立てないと倒れてしまいそうですが、これならなんとかできそうな気もします。

個人的には、小さい笹や竹なら、水をはった盥(たらい)か何かに浸しておけばいいのではないかと思います。

子供時代、学校の七夕行事で使う大きな竹を、プールに入れていました。

あの要領でいいのではないかと思います。

 

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まとめ

以上、笹(竹)の入手方法と、もしかしたら長持ちさせられるかもしれないやり方の紹介でした。

笹や竹を瑞々しく保つのがこんなに難しいなんて知りませんでした。

最初は青々とした葉に短冊を結わえたいと考えていたのですが、今は枯れた葉でもいいかな…なんて思っています。

あまり神経質(←欲張らず)にならずに、七夕飾りを楽しめればそれで十分だわ、という気持ちになりました。

 

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