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汗って大切なんですよね。
体温を維持するための大切な役割を担っているんです。
それは分っているんですが…
でも尋常でない量が出続けると、とっても困ってしまうのです(;´・ω・)
今回は、そんな手の平に大量の汗が出て困っている、私の話です。
長いこと悩み続けてきましたが、ネットを使うようになり、実は悩でいる人が多いことを知りました。
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子供のときから手汗がひどかった私
手汗で困っている自分の、一番古い記憶は小学2年生のテストの時間です。
鮮明に覚えています。
答案用紙が汗で濡れて、答えの欄に書けなくて焦っていました。
他には、書いた上に汗がついて、鉛筆の文字が滲んでしまっています。
その時、急に多量の汗が手の平から吹き出たのか、徐々にそうなっていったのかは記憶にありません。
でも、1年生の『書き方』という授業の時、何も考えず清書の用紙に手を当て、鉛筆を動かしていた自分も覚えています。
だから、生まれつきではなく、8歳前後で症状が出たんだと思います。
そこから今まで数十年、手汗とは長いお付き合いですが、いまだに振り回されております、はい。
自覚症状
20歳くらいまで、常時、手の平が汗ばんでいました。
手の平、指の間、手首の内側2~3cm辺りまで汗で濡れるのです。
そして、誰かと手をつながなきゃならない授業や、ノートを取るとき、テストのとき、意識す
るからだと思いますが、滴るくらい汗が吹き出るのです。
それは冬でも同じです。
酷い時は身体中の水分が手の平から抜けるんじゃないか、と思うくらい汗が止まらないのです。
そんな調子だったから、仕事も書類を扱ったり、人に触れなきゃならない職種は避けました。
振り返ると『もっと考えればよかった、チャレンジしておけばよかった』と、後悔の念に駆られる部分もあります。(でもそれは、いまだから言えることで、その時は心身とも手汗に捕らわれていましたから…)
当時は相談しても『手汗くらいで何言ってるの』『誰でも汗くらいかくよ、気にし過
ぎ』と取り合ってもらえなかったんですね。
だから気持ち的にも限界だったのです。
じゃあ20歳過ぎからはどうだったかというと、汗の量は変わりませんでした。
でも、手汗で書類が濡れて台無しになるとか、人前で何かを持ったりすることがなくなったの
で、精神的に楽になりました。
そして、あれから(゚д゚)(。_。)ウン十年
いろいろ悪あがきをしてきましたが、これといった改善?はありません。
でも、一つだけ、朗報があります。
それは年取って体が衰えてきたからか、汗をかかない状態が現れてきたんです!
手の平や指先が乾いてサラッとする時間が少しずつ増えてきたのです。
気が付いたとき、本当に嬉しく思いました。
最初はほんの短い時間でしたが、今はもう少し長続きするようになっています。
ただ、代わりに脇と肘の内側に玉の汗が流れますけど。
あ、手術はしていません。
不思議ですよね…
とはいえ駄目な時はダメで、今でも汗で手が荒れて皮が剥けたり、湿疹が出ることもあります。
手汗の原因は何?
これ!と断定できる原因はわかっていないそうです。
交感神経が、汗をかかない人に比べ興奮しやすいのではないか?ともいわれています。
家族内で同じ症状の人がいる場合もあることから、多汗の原因遺伝子がある可能性があるそうです。
だから『気持ちの問題』『神経質だから』で片付けられやすいのかもしれません。
手汗は病気?
私は今まで病気とは思っていませんでした。
それは『汗くらいで悩むな』という周囲の空気、雰囲気のせいもあると思います。
もちろん、良い意味での『気にするな』ではなくて、
『世の中には難病で苦しんでいる人も大勢いる。それに比べたら…』
という、そんな意味です。
ところが、ネット時代になり調べてみると、ちゃんと多汗症という病名がついているじゃありませんか!?
しかも、体の一部に多量の汗が出るのは局所多汗症で、全身の場合は全身性多汗症とまで。
関連記事→手汗がひどいのは病気なの?何科を受診する?治療法は?
原因のある多汗と無い多汗がある
Q.多汗症とはどんな病気ですか?
多汗症には全身に汗が増加する全身性多汗症と、体の一部に汗が増える局所多汗症があります。
全身性多汗症には特に原因のない原発性と感染症、内分泌代謝異常や神経疾患に合併するものがあります。
局所多汗症も原因のわからない原発性と外傷や腫瘍などの神経障害による局所性多汗症があります。
原発性局所多汗症では手のひら、足のうらや脇という限局した部位から両側に過剰な発汗を認める疾患です。
皮膚科Q&A
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa32/q01.html
これまで手汗の対策で試したモノやこと
・手袋
・ハンカチの複数持ち
・市販されている制汗剤
・病院受診
・手汗の通販商品(3回買いました)
・イメージ療法(自己流)
などなど。
また有名な方が、本の中の相談コーナーで手汗の悩みについて答えているのを読んだことがあります。
答えはうろ覚えですが
手袋やハンカチで対策し、人に聞かれたら手汗ということを伝えればよい。
そして、自信を持って接していれば、そういう人は誠実で信頼されるし好感を持たれる…
もし、それで悪く言うような人がいたら、そういう人とは付き合わなくてもよい。
そんな内容でした。
このとき初めて、手汗について他の人の悩みを見聞きして、手汗に悩んでいたのが自分だけじゃないと知りました。
またその著名人のいう通り、開き直るというか、手汗のことで要以上に自分を追い詰めないことに決めました。
まとめ
なぜ突然手汗のこと?と思われるかもしれません。
昨日、浴衣の汗対策を書いていて→浴衣のときの汗対策・暑い夏涼しげに着るためにできること、ふと、自分の手汗のことを打ち明けたいと思っただけなんですね。
私は、ずっと自分だけが異常なんだ!と思い込んできました。
でも、汗で困っている人・悩んでいる人が、世の中には大勢いると知り、少しだけですけど気持ちが楽になりました。
いま悩んでいる人にも、
『あなただけじゃない、孤独じゃないですよ』
と、まずはお知らせしたくて記事にしてみました。
長くなったので、一旦ここで区切ります。
また、私が汗対策に使ったものや、試したことなどご紹介しようと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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