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父の日は何時?と聞かれてパッと答えられる人は少数派かもしれません。
私なんて、どうかすると母の日もアレ?となるくらいですから(^^ゞ
今回はそんな「父の日」について、どうして始まったのか?バラの花はどうして黄色なのか?私が疑問に思っていることを調べてみました。
今年の父の日はいつ?
2018年の父の日は6月17日(日曜日)です。
父親に感謝と尊敬を表す日として
毎年6月の第3日曜日が「父の日」となっていました。
ちなみに、来年以降はこんな感じになっています。
2020年6月21日
2021年6月20日
2022年6月19日
2023年6月18日
2024年6月16日
2025年6月15日
6月の第三日曜日は父の日と覚えておくと迷いませんね。
父の日の由来と黄色のバラを贈るのは何故?
1909年、母の日ができたことを知ったアメリカのワシントン州スポケーン在住のソノラ・ブルース・ドット夫人が、男手ひとつで自分達を育ててくれた父のために、牧師に頼んで父の誕生月の6月に礼拝をして貰ったことがきっかけと言われています。
ソノラ・ブルース・ドット夫人
彼女が幼い頃、南北戦争(1861年4月12日)が勃発。
父ウイリアムは北軍に招集されました。
1865年戦争が終わり無事復員したものの、間もなく、過労が元で身体をこわした母親が亡くなってしまいました。
妻に先立たれたドット夫人の父ウイリアムは、残された6人の子供(男の子5人と女の子1人)を、再婚もせず男手ひとつで育て上げたあと亡くなっています。
大変な苦労をされたのでしょう。
その6人の子供のうち、たった一人の女の子がドット夫人だったのです。
そんな父の姿を見て育った彼女は、父親に感謝し尊敬の念を抱いていたのでしょう。
そして彼女が父の日もあるべきと考えたのは自然で「母の日のように父親に感謝する日を」と牧師協会へ嘆願し始まりました。
1916年、米国第28代大統領ウッドロー・ウィルソンが、スポケーンを訪れて父の日の演説を行ったことで、父の日が認知されるようになりました。
1966年には、米国第36代大統領リンドン・ジョンソンが、父の日を称賛する大統領告示を発し、6月の第3日曜日を父の日としました。のちの1972年、正式に国家の記念日として制定されています。
黄色のバラを贈る理由
母の日のカーネーションに対し、父の日の花はバラを贈ります。
これはドット夫人が、父の日に父ウイリアムの墓前に白いバラを供えたからといわれています。
そして古来からイギリスでは「黄色」は身を守る色とされていて、それがアメリカに渡り「黄色いリボン」になりました。大切な人の身を守って下さいという願いを込められています。
黄色が表す意味は
・嬉しさ
・楽しさ
・暖かさ
・幸せ
・富貴
・希望
・向上
など。
読んでいるだけで気持ちが暖かくなりますね。
黄色は有彩色の中で一番明るい色で、太陽や光をイメージです。心が弾むような明るい気分になり、人間関係も円滑になるよう助けてくれるそうです。
こうした意味も含め、黄色のバラが用いられるのかもしれません。
反面、ネガティブなイメージもあります。
・危険
・嫉妬
・不安
・緊張
・軽率
など。
防犯グッズによく使われるのは、こうした意味を含ませているのですね。
どんなすな色にもポジティブ、ネガティブ、両方の意味を持っています。
バラの色について
日本では黄色のバラを贈るとされていますが、自分の身の回りを見渡しても、普及しているとは言えないと思います。
芸能人の誰々さんが、ベスト・ファーザーイエローリボン賞を貰ったというニュースくらいで?
これは日本ファーザーズデイ委員会というところが行っているそうで、イエローリボンキャンペーンという事業を展開しています。
日本の黄色いバラは、こちらの影響の方が大きいのかもしれません。
まあ、あまり神経質にならず、プレゼントしたいと思った花でいいのではないでしょうか?
特にこの色にして下さいと決まっている訳でもないようですし、お父さんの好みに合わせれば喜ばれると思います。
父の日は世界各国で共通なの?
1月から12月まで各国バラバラです。
ただ発祥国のアメリアと同じ6月にお祝いする国が多いようです。
固定日になっている国や、聖人の日に祝う国もありました。
まとめ
母の日に比べると地味かな~なんて思っていますが、父の日も世界中でお祝いされているんですね。
花もバラと決めつけず、父親に似合う色や花言葉の花を贈るのも、たまにはいいものです。
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