目次
父の日は1909(1910)年、アメリアカ・ワシントン州のドット婦人が提唱して始まりました。
日本で取り入れられたのは1950年代のこと。
年中行事としてデパート商戦で扱われるようになり徐々に普及していったようです。
母の日はカーネーションを贈るのに対し、父の日の花は黄色のバラを用います。
これは提唱者のソラノ・スマート・ドットさんが、亡き父の墓前に白いバラを供えたのが始まりとされています。
父の日にお花を贈ってみませんか?
父の日のプレゼントが決まらないと悩んでいませんか?
「あれこれ考えたけれどどうもしっくりこない」
そんな時には、お花で感謝の気持ちを伝えてみるのもいいですよ。
「男性にお花を贈っても喜ばれないんじゃないの!?」
そんな声も聞こえてきそうですが、個人的にはかなり喜ばれた経験があります。
驚いていましたが、けっこう嬉しかったと話していました。
花は予想外だったんですって(´艸`*)
私が送ったのはひまわりをメインにした花束で、かなり大きなサイズのもので、その分華やかさも増し、私も嬉しくなった思い出があります。
これは作ってくださる方のセンスや技量も大きなポイントになりますね。
あと、お互いの相性なども。
その場合は選ばない方が無難てす。
人気のお花
バラ(薔薇)
一応、日本では黄色のバラが一般的とされているようですが、いまひとつピンとこない人が多いかな?と思っています。
バラ科・バラ属
開花期:4月~11月
特徴
多くは葉や茎にトゲがあります。
愛を象徴する花とされていて、華やかさと種類の多さから、アレンジメントやブーケに多用されています。
色
赤、白、ピンク、黄、青、紫、緑、黒など多様です。
香りも色や種類によって異なります。
花言葉
バラ(薔薇)の花言葉は「愛」「美」
赤
「情熱」「あなたを愛します」「愛情」
ピンク
「感謝」「幸福」「上品」「感銘」
黄
「友情」「平和」「嫉妬」「愛情の薄らぎ」
青
「夢かなう」「神の祝福」「不可能」「奇跡」
白
「深い尊敬」「純潔」「私はあなたにふさわしい」
本数による花言葉
1本
「あなたしかいない」
「一目惚れ」
2本
「この世界は2人だけ」
3本
「愛しています」「告白」
4本
「死ぬまで愛の気持ちは変わらない」
5本
「あなたに出会えて本当によかった」
花言葉の由来
愛と美の象徴。
花の色別、蕾、トゲにも花言葉があります。
古くから心をよせる人へ気持ちを伝える花として用いられてきました。
花言葉の多くが恋愛に関するのもうなずけます。
ガーベラ(オレンジ系)
キク科・ガーベラ属
開花期
4~6月
10~11月
特徴
キク科の多年草。熱帯アジアやアフリカなど温暖な場所に分布しています。
真っ直ぐ伸びた家系から5~10㎝の花を咲かせます。
色
赤、オレンジ、黄色、白、ピンク、紫など
花言葉
ガーベラ全体の花言葉は「希望」「前進」
黄色
「究極美」「究極愛」
ピンク
「感謝」「崇高美」
赤
「神秘「燃える神秘の愛」
オレンジ
「神秘」「冒険心」
白
「希望」「律儀」
ユリ(百合)
ユリ科・ユリ属
開花期 5~8月
特徴
ユリの香は副交感神経に作用するといわれています。
新陳代謝を高めホルモン分泌を促してくれ、多種多様な花は心身のバランスを整えてくれるリラックス効果があるとされてきました。
白いゆりは神経の安定効果、赤や黄色のゆりは気分を明るくしてくれます。
葉の緑は目の疲れを緩和し、安らぎを与えてくれる効果があります。
花言葉
ユリ(百合)の花言葉は「純粋」「無垢」
白 「純潔」「威厳」
オレンジ 「華麗」
ピンク 「虚栄心」
黄 「陽気」
ひまわり(向日葵)
キク科ヒマワリ属
開花期 7~9月
特徴
太陽の動きに合わせてひまわりの花の向きが変わることから「日廻り(ひまわり)」と呼ばれるようになりました。学名のHelianthusは「太陽の花」という意味があります。
花言葉
ひまわりの花言葉は「憧れ」「あなただけを見つめる」
白 「程よき恋愛」
紫 「悲哀」
大輪のひまわり 「偽りの愛」「偽金持ち」
少輪のひまわり 「高貴」「愛慕」
あじさい(紫陽花)
アジサイ科アジサイ属
原産地 日本
開花期 5~7月
特徴
日本原産の落葉低木。
原種は日本に自生するガクアジサイです。
秋色アジサイと呼ばれるものもあります。初夏に咲いた花が、気温の変化によって時間をかけてアンティークカラーに変化したものをいいます。
花言葉
「一家団欒」「冷酷」
明確な色別の花言葉はつけられていません。
ハイビスカス
アオイ科フヨウ属
開花期 5~10月
特徴
世界の熱帯~亜熱帯地方で栽培されています。
開花期間が長く、赤、ピンク、黄色、白など色も豊富で、花も大小様々あります
ハイビスカスの花は咲いたその日に枯れてしまう「一日花」ですが、次から次へとつぼみをつけて新しい花を咲かせます。
クレオパトラが美貌をたもつために飲んでいたというハイビスカスティー
あざやかな赤い色と甘酸っぱい香りが特徴です。
花言葉
ハイビスカスの花言葉は「繊細な美」「新しい恋」
白 「艶美」
ピンク「華やか」
黄 「輝き」
赤 「勇敢」
花束とアレンジメントどちらにする?
花束
花束は切り花をまとめて束ねたもので、あとから花瓶に活け換えます。
一輪挿しや手持ちの容器に自分でアレンジでき、活用の幅が広がるのが魅力です。
頻繁に水を取りかえるなど、すこし手間がかかります。
アレンジメント
アレンジメントとは、カゴなどの容器に吸水性のあるスポンジを入れ、そこに花を挿したものです。
すでにデザインが完成していて、そのままの状態で飾れるので喜ばれます。
好きな場所に置け、定期的にスポンジに水を含ませるだけで、ほとんど手間もかかりません。
ただ、水の入れ替えが出来ないため、花束のものより花の持ちが悪い場合があることも。
もし、花瓶がお家に無かったり、そういった手間をかけにくい場合はアレンジメントがおすすめです。
そういったお家の事情を考慮し、贈られたあとも気持ち良くお花を鑑賞し、楽しんでもらえるお花を選んでください。
鉢花・プリザーブドフラワーもあるよ
自宅のお庭で花を作っているなど、園芸が趣味がある方にはこちらも喜ばれるのではないでしょうか。
6月だと、アジサイ・ラベンダー・バラ・桔梗(ききょう)・クチナシ(梔子)・ハイビスカス(扶桑花)・プルメリアなどが出回っています。
可愛い鉢に咲いている花を楽しんだ後、庭や玄関先に移し替えたり、一回り大きな鉢に植え替えて大きく育てることも可能。
大きめの園芸ショップに行き、欲しい植物や花を選んで貰ってもいいですね。
その他、ミニ盆栽、ハーブや季節のお花、多肉植物の寄せ植えや、プリザーブドフラワーという特殊な液で加工した花もあます。
生花と変わらない外観で長く楽しめるお花です。
保存状態にもよりますが5年以上持たせることもでき、この花を使った商品も多数販売されています。
ケーキに見立てた物なんて本当に美味しそうですよ。
私もいただいたことがあり、7年くらい飾っていました。
ケースも入れていたので手入れも楽で、10年持つかなと?と思っていあたのですが、6年目あたりから退色し始めてしまい7年目で処分しました。
まとめ
花といっても様々ですが、人生の中で花のプレゼントなんて少ないと思います。
特に男性は、贈ったことはあっても贈られたことはない、とか。
あ、職場で何かの記念に貰うとかは除いてください。
その分、記念になるし記憶にも残るのではないかと思います。
花言葉や色の意味など調べてみましたが、あまり気にせず、お父さんが好きそうなものを選んでみてください。
それから、メッセージは添えた方がいいみたいです。
ある生命保険会社のアンケート結果で、父の日に欲しいもので4位なのに、実際に貰って嬉しかったもので1位となっていたのが
「手紙・メール・絵」
だったんです。
(絵は小さな子供さんのいるお父さんかな)
貰う身としても意外に嬉しく感じるのが手紙やメールだったという…
普段、思っていてもなかなか表に出せない「ありがとう」や「感謝」「尊敬」の気持ちなど、気持ちを伝えるよいきっかけになるかもしれませんね。
長くなりましたが、なにか参考になる部分があれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
父の日 関連記事
父の日のプレゼントは何がいいの?人気商品のランキングと定番!
今年の父の日はいつ?バラを贈る理由は?世界各国で共通の日なの?
コメント