25年使った私の羽毛布団・リフォームを選択した理由

羽毛布団で気持ち良さげに眠る子供 生活

目次

 

ヘタってきたお気に入りの羽毛布団をどうするか?
体験談、

『羽毛布団が寿命!打ち直しは自分でできる?クリーニングとどちらが良い?』
『25年使った私の羽毛布団』
『25年使った私の羽毛布団・クリーニングと打ち直し』

からの続きです。

 

 

 

リフォームプランは色々ある

店員さんがカタログを出してきてくれました。

そこには、補充する羽毛の種類(ダックとグース)で分けたプランが、分かりやすく表示されていました。

羽毛の種類・比率を変えたいくつかのコースが用意されていて、そこから選ぶ仕組みになっています。

どのコースにするかは、持ち込んだ布団のグレードに近いものを選ぶのが一般的とのこと。

 

フェザーとダウンについて

羽毛に使われる水鳥はグースとダックの2種類に大別され、水鳥の羽にはダウンとフェザーがあります。

タンポポの綿毛のようなふわふわした形の物がダウンで、羽の形状しているのがフェザーです。

・ダウン50%未満のものを羽根布団
・ダウン50%以上のものを羽毛布団

といいます。

ダウンの方が暖かく、フェザーは暖かさはありません。
羽根布団に使われているのはダウンです。

それ以外に、タグを見るとフェザーと記載されています。
フェザーとスモールフェザーがあり、フェザーはカサ増しのために入れ、スモールフェザーは入ってしまうものです。

フェザーは6.5㎝以上のもの、6.5㎝以下がスモールフェザーと呼ばれ区別されています。

また、スモールフェザーとダウンどちらとも水鳥から採れますが、採れる体の場所が違います。スモールフェザーは主に腹部から採れ、ダウンは主に鳥の胸元から採れます。

 

 

 

選んだプラン

そしてカタログ片手にあれこれ話しながら、やはり持ち込んだ布団のグレードに添わせるのが一番いいと説明してくれました。

 

持ち込んだ布団のご紹介

・購入時期:25年前(2017年から)

・購入場所:地元の寝具専門店

・メーカー:地元の大手寝具製造メーカー(バブルがはじけた時に倒産したそうです)

・サイズ :シングル

・価格  :10万円くらいだったと思います。

・羽毛種類:ホワイトマザーグース98%、フェザー2%

・側生地 :シルク風の合成繊維(名称覚えていない)

 

ただ、けっこうな金額になることも判明。
それに勧められた側生地が良い物らしく、これもちょっと高め。

結果、総額がほぼ10万円…う~ん!

「・・・・・」

ちょっと引いてしまいました。

ある程度予想はしていたけれど、いざ金額を聞くと言葉に詰ってしまいました。

店員さんは『いい羽毛使ってるからランクを落とすと勿体ないよ』と気軽に言います。

 

 

私もそう思っていましたが、とても即決できる金額じゃないし、新品で買うならともかくリフォームに10万もかけるの勿体ないのでは?と思いました。

 

いくら人生の三分の一は寝て過ごすからと言っても、ねえ(´-ω-`)

と、その時、迷う私を見ていた店員さんの一言から、その時のやりとりを以下に再現しました。

 

 

店員さん 同じのを今買おうと思ったら、それの3~4倍くらいになりますよ。

 

わたし   ええ!?

 

店員さん 物価が上がっているのもあるけど、需要が増えて羽毛自体が高騰しているから仕方ないんですけど。

 

わたし   そんなにするんですかぁ…高くなってるとは聞いてたけど…

 

店員さん リフォームで10万円なんて聞いたらビックリしますよね(笑) でも、本当に同等のランクでリフォームしていただいた方がご満足いただけると思いますよ。

 

わたし   …たとえば10万円までの物を買ったとしても、使い心地が今の物より落ちるって事ですか?

 

店員さん そう感じると思います。値段だけじゃなく、もともとこの布団メーカーさんは高品質で名も通っていたんで、出来れば同等のリフォームで寿命を延ばした方が断然お得だと思います。

(いい物と言われると無下にできないというのもありますね(;^_^A)

 

わたし   そうですかぁ‥

 

店員さん 迷うお気持ちもわかります。あれです、せっかく来ていただいたんで、今回割引きしますよ。

 

わたし  え・・・じゃあ思い切ってお願いしようかな。

 

 

さすがプロフェッショナル、どうすればお客の心理をよく分かってる。

とまあ、この会話で私の心は決まってしまった訳です。( ̄▽ ̄;)

 

決して余裕のある暮らしじゃないんですけど…長年使ってきた羽毛布団に愛着もあって、延命させたかったんです。

 

同等の物には手も足も出せないというのもありましたが…

 

背中を押されたこと

上記の会話途中、店員さんが同じ仕様の物が店頭にあるから触ってみる?と勧めてきました。

あからさまに言えば、お客の背中をもうひと押しする技(営業)です。

 

見て触ったらもうお終いです…絶対これにしたくなると分かっていたけれど、触らずにはいられなくて、ついフラフラと近付いてしまいました。(そしてその通りになりました。店員さんの作戦勝ちですね)

 

触った瞬間、もうね、カルッ軽のフワッフワ!!

 

そして、自分が持ち込んだ布団がまだまだいける、そう思っていた気持ちがガラガラと崩れてしまいました。

 

まず手で押さえた感触が全く違うのです。

何ともいえない優しい感じで、まるで空気に触れているような柔らかさと心地良さ…伝わりますか?

 

振り返って、自分の布団の傷み具合…

さっきまで良いと思っていた感触が、本当はゴワゴワしているのが分かりました。

そして全体的に重くなっています。

24年分の汗やほこりの重みですね。

 

考えてみれば24年は長い。
生まれた子供が成人して、どうかすると人の親になっていたりします。

 

こうなると、気持ちはリフォームに傾いていく一方です。

 

長くなってしまったので一旦ここで区切りますね。

お値段やどういうところにお願いしたかは次回に。

 

羽毛ふとんリフォーム 参考記事
羽毛布団が寿命!打ち直しは自分でできる?クリーニングとどちらが良い?
25年使った私の羽毛布団
25年使った私の羽毛布団・クリーニングと打ち直し
羽毛布団の打ち直しをやってみて・料金と仕上がりの感想

 

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました